わかりづらいところにある鷲別駅

◆わかりづらいところにある鷲別駅

支線の終着駅の室蘭駅を出て、本線に戻ることにした。白鳥大橋方面に行くと遠回りになるので、今来た道を東室蘭駅方面に車を走らせ、途中のコンビニで弁当を買い鷲別駅に向かった。地図で見ると鷲別駅の近くまできているのだが、非常にわかりにくい場所にあるというか、駅に行く道路が一方通行などで迷路のようだった。それでも駅近辺を何度もグルグル回っているうちに何とかやっと駅前に辿り着いたのだった。駅周辺は住宅地で学生の利用が多そうな駅のようだ。駅舎は1996年に建て替えられた比較的新しい建物で木の香りのない無骨な鉄骨造りとなっていた。少々味気のない駅であったのが残念だった。。

室蘭本線は東室蘭駅から苫小牧駅までは複線電化となる。ここ鷲別駅ももちろん架線が張られた駅で電車が運行されている。がしかし、東室蘭を越えて函館方面行きの特急は気動車である。いろいろな電車、気動車と多彩な列車が楽しめそうな路線に突入したようだ。

余談ではあるが、つい先日北海道を代表する夜行列車の「まりも」が無くなってしまった。今回の旅で「まりも」と新大楽毛駅で遭遇できたのが印象に残っている。183系気動車は北の大地でまだまだ走っているのだが、また一つ巨星落つといったところであろう。