社台駅 (室蘭本線)
◆真っ直ぐな線路が続く社台駅
室蘭本線は白老駅を出るとすぐにカーブを曲がる。そのカーブを過ぎると6駅先の沼ノ端駅の手前までの28.7kmの区間線路が一直線に延びている。この直線は日本で最も長い直線区間として知られている。次に向かう社台駅ももちろんこの日本で一番長い直線区間上にある駅である。広大な北海道、どこまでも続く平坦な地形が可能にしているのだろう。
駅前についてハッと思った。虎杖浜駅に逆戻りしたのか・・・そうではない、駅舎のデザインがよく似ているのだ。虎杖浜駅の方が少し小さいのだが、色といい、屋根の形といい凄く似ていて虎杖浜駅のイメージがまだ残っていたため、錯覚にも近い感じを受けたのだった。他の路線でもあったのだが、同じデザインを採用している駅舎は室蘭本線上でも多々あるようである。
駅舎を抜けホームに出るとホームと駅舎の間が異様に離れているように思う。この駅も萩野駅同様元信号所から貨物駅それから旅客駅と変貌していった駅であるため、待避線や引込み線跡の撤去されたスペースなのだろう。
ホームに立って、上り方向や下り方向を見て直線かどうか見てみるのだが、先ほどからの靄で地平線が霞んでよく見えない。なんだか先ほどより靄が濃くなってきたような感じで視界が狭くなった。噴火湾側と太平洋側とはかなり気候が違うように感じるのだった。
スポンサードリンク
Copyright (C) 2007 北海道の駅へ遊びに行こう! All rights reserved.