静狩駅 (室蘭本線)
◆古い駅舎がすばらしい静狩駅
北海道の駅へ遊びに行こう!の旅もここ長万部駅で帰りの船の都合などでここから先のルートが分かれてしまう。上陸した苫小牧から船に乗るなら、先に函館本線、海峡線、江差線方面にに進んで最後に残りの室蘭本線を行くのだが、予定は函館から大間行きに乗って本州の下北半島に行きたかったので先に未訪問の室蘭本線の各駅を旅することにした。
長万部駅を出ると次は静狩駅なのだが、その途中に2006年の3月で廃止になった旭浜駅がある。昨年立ち寄った時にはホームは残っていたのだが、今回の訪問ではもう何も残っていなかったので写真とビデオを撮り損ねていたのである。
そして向かったのは静狩駅であった。小さな集落の中に古い駅舎がポツンと存在する静狩駅はなかなか良い雰囲気の駅舎だ。レトロ感満点の駅舎内は、昭和時代を彷彿とさせるすばらしいものだった。そして、次に向かう小幌駅への列車を30分ほどこの駅で待つことにした。列車を待つ間待合室の長椅子に寝そべり時刻表とにらめっこしているうちに、あっという間に列車が来る時間になった。そしてやってきた列車に乗り込もうとしたとき、ワンマンの運転士さんに「次の小幌駅に止まりますか?」と尋ねると「通過です」との返事だった。仕方が無いので「じゃ乗るのやめます」と運転士さんに断りを入れ、小幌方面に向かう列車をホームから見送るのであった。どうしても訪問したい小幌駅を通過する列車に乗っても意味が無いので、ここで少し作戦変更を余儀なくされるのだった。
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