トワイライトエクスプレスが駆け抜けた白老駅

◆トワイライトエクスプレスが駆け抜けた白老駅

萩野駅を出て白老駅に進んでいく。相変わらず、靄がかかっていて昼間なのに薄暗いようだ。先ほどの大きな工場のあった北吉原駅は、白老町内に存在するので白老といえば製紙工場の町として全国的にも有名であった。筆者も小学生のときに学校で学んだ記憶があったのだが、実際にここにやってくるとは想像もしていなかった。

白老駅は山小屋風のおしゃれな建物に建替えられていてキヨスクなどもある立派な駅なのだが、先の幌別駅と同じく業務委託駅らしい。白老駅もまたL特急のすずらんが停車するのだが、その他の特急は通過のようだった。ちょうど訪問時に通過列車がありそうだったのでビデオカメラを回していると偶然にもトワイライトエクスプレスが大阪方面に駆け抜けたのだった。関西では何度か見かけたことのあるトワイライトエクスプレスなのだが、北の大地で出会ったのは初めてだった。EF81に牽引されたトワイライトしか実物を見た事がなかったので、DD51重連牽引のトワイライトを見ることができてなんだか少し得をした気がしたのだった。