大岸駅 (室蘭本線)
◆海に近い大岸駅
礼文駅から小幌駅へ行こうと時刻表と格闘するのだがなかなか良い時間帯が無い。小幌駅に着いて2、30分で折り返しの列車があるようなのだが、今回の訪問では少し時間が欲しかった。なぜなら昨年訪問したときは土砂降りの雨で海岸に行けなかった。それが心残りで海岸に行くには最低でも2時間の滞在時間が必要だと考えていたのだった。時刻表をよく見ていると礼文駅からの一番列車が時間的に適当である結論になった。しかし、今の時刻はもう午前10時少し前である。一番列車に乗るには、翌日まで待たなければならない。ということで今日1日は、室蘭本線の苫小牧駅までの未訪問駅を行くことに予定変更したのだった。
小幌駅への予定が立ってひと安心しながら、室蘭本線の旅は続く。次に向かったのは大岸駅である。海に近い大岸駅は海の香りのする長閑な駅だった。かわいらしい小さな待合室がある駅で側には都会ではもうお目にかかることが無くなった緑の公衆電話ボックスがる。携帯電話の普及で数が激減している公衆電話だが、この手の電話ボックスはほとんど見かけなくなった。しかし北海道のローカル駅ではちょこちょこ見かける。ローカルな証なのであろう。
大岸駅は1928年小鉾岸駅(おふけしえき)として開業。1935年に大岸駅と改名された駅である。アイヌ語でオプケウシペッというところから小鉾岸となり、大岸になったそうだ。
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