錦岡駅 (室蘭本線)
◆普通の家みたいな錦岡駅
一直線に続く室蘭本線と平行に国道36号線も北東方面に一直線に延びている。このまま苫小牧市内までほぼ一直線になっているようだ。社台駅を過ぎると錦岡駅は苫小牧市内の西のはずれに位置する駅であった。この旅の上陸地点の苫小牧港まではもうあとわずかとなっていて、感慨深いものがあった。しかし、まだ長万部以降の道南の駅が未訪問のため苫小牧港からフェリーに乗るわけには行かない。この旅の完結は江差駅と決めているのだった。いろいろと旅の回顧録を思い出しながらやがて錦岡駅に着いたのだった。
錦岡駅はなんだか普通の住宅を小さくしたような感じの駅であった。取り立てて変わったものはない無人駅だが、自動券売機が置かれていた。駅舎内には列車待ちの学生が数名いて賑やかそうにしていたのが印象に残った。苫小牧駅に近づくにつれ、通学生も増えてきたのであろう。
1898年開業の当駅は錦多峰駅として開業された歴史の古い駅であるのだが、その歴史を伝えるのもが見当たらないのが少し残念であった。1950年に現在の錦岡駅に改称された当駅近辺には、大学や高校もあり、周辺は住宅地となっていて賑わいのあるところのようであった。
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