稀府駅 (室蘭本線)
◆個性的なデザインの稀府駅
北舟岡駅前はダート道となっていて、丘の上の道道までは急坂である。大雨の日は2輪駆動車では坂を登るのはきついようだなと思いながら北舟岡駅をあとにするのだった。国道には出ないで伊達紋別駅方面から来た道道を南に進んで行くと室蘭本線と立体交差した。その少し先に稀府駅が山側に見えた。しかし、海側から駅に入る道がないようなので少し通り過ぎたところの踏切を渡り駅前まで進んだのであった。駅舎は個性的なデザインで玄関の大きな三角屋根がとても印象的だった。ただ、建替えられたものなので歴史的なものが感じられないのが、残念といえば残念であった。規模としては有珠駅、長和駅より少しだけ大きいような気がするが大差は無さそうだ。
ホームに出て駅を探索していると、またもや警報機が鳴り出した。首都圏ほどではないがやはり、北海道のメイン路線は列車がよく通るようである。しばらく待っていると281系スーパー北斗が東室蘭方面から猛スピードで通過して行った。デザイン的にも野生的で精悍ななイメージが筆者には感じられる281系は高速運転がご自慢の車両である。281系は北海道の鉄道輸送を更に高速化した車両である。都市間の距離が離れていて電化もできない地方路線には高出力エンジンを搭載し、急勾配もものともしない281系や283系が最適であるのだろう。
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