小幌駅その4 (室蘭本線)

◆さらば、小幌駅

今日で4日連続の小幌駅のレポートなるのだが、そろそろ帰りの列車の時間が近づきつつある。

周りを山に囲まれた小幌駅は、ここまで来る道が無く、列車で来るか小幌海岸まで船で来るかしか辿り着く方法は無いのだが、在るサイトで国道から斜面を下って駅に行ったという強者が居るようだ。しかし、ジャングルのようなこの斜面、獣道すら見当たらない国道までの遠い道のりをここまで来たとは「恐れ入った」の一言である。

国道方面の山の斜面から流れてくる小さなせせらぎが、ホームの下をくぐって海に注いでいるようである。小幌駅の音といえば、小鳥のさえずりと小川のせせらぎ、虫の声、それと列車の通過音である。爆音を轟かせ特急列車が過ぎ去った小幌駅はまた自然の音だけが支配する別世界のようであった。

さて、帰りの列車を待っている間に、何本もの通過列車が通り過ぎていった。DE200牽引貨物が上り下り、DD51牽引貨物、キハ150普通長万部行き、キハ281スーパー北斗が上り下りと、列車が引っ切り無しに通過する列車銀座ともいえる小幌駅であった。

やがて、定刻通りに下りホームにキハ40単行気動車が入線してきた。着いたときと同じタイプのキハ40だった。整理券を取り列車に乗り込むとやがて列車はトンネルに吸い込まれるように発車していくのであった。さらば小幌駅、北海道に着たらまた必ずここに来ることにしよう。

 

 

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