伊達紋別駅 (室蘭本線)
◆和風の佇まいの伊達紋別駅
長和駅を出た室蘭本線の旅はまだまだ続く。次の伊達紋別駅は中核都市の伊達市の中心となる駅で、優等列車なども停車する大きな駅であった。駅前には客待ちのタクシ−も常駐し、かなりの賑わいのある駅のようだ。大きな駅舎は和風の面持ちを持った建物で駅の看板は江戸勘亭流を使った文字で大きく「伊達紋別駅」と誇らしげに掲げられていた。パッと見た感じかなり新しそうな駅舎なのだがいつ建替えられたのかは不明であった。
かつて伊達紋別駅からは胆振線(伊達紋別〜倶知安)が発着していたのだが、1986年JR民営化の直前に特定地方交通線として廃線になってる。ここでもまた廃止路線との遭遇だった。本当に北海道は廃止路線が多いのには驚いてしまうのであった。
伊達紋別駅はJR社員も常駐する駅で、駅舎内にはみどりの窓口やキヨスクもある。もちろん改札は無人駅のようにフリーパスはできないので駅舎の脇に回ってホームを探索することにした。入場券ぐらい買えばいいのだがビンボー旅ゆえ、たとえ百数十円の入場券すらケチるのであった。しかしながら、こういうビンボー旅も別の視点から駅を探索できるので、なかなか良いもんだと自分自身は満足しているのである。
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