旭浜駅 (室蘭本線)
◆原野と返った旭浜駅
小幌駅を出た列車は、数分で礼文駅に着いた。ここからは、更に北海道を南下していく予定だ。礼文駅を出て国道37号線を一路長万部方面に進んでいく。静狩の集落を過ぎると長万部までは平坦な荒涼とした原野が続いている。その中間あたりにある昨日素通りした旧旭浜駅まで戻ってきたので、立ち寄ることにした。
駅前の国道はメインストリートゆえ、たくさんの車が行きかうが、駅周辺は何にも無い原野が続いているところだ。一軒だけ建物がるのだが、人の気配のしない建物のようであった。
昨年立ち寄ったときは大雨の天気だったが、今日は快晴である。雰囲気がガラッと変わっているのだがなんだか様子が昨年とは違う。昨年はホームが上り下り共に現存していたのだが、あれから約一年、もうホームは完全に撤去され、何も無いようである。しかし、オンボロ待合室は撤去されずに残っていた。何かの作業小屋として使われているのだろか。
今回の北海道の駅へ遊びに行こうの旅で昨年廃止となった各駅を見てきたのだが、どの駅も設備は撤去され原野と返っているようである。ここ旭浜駅も例外ではないようであった。
しばしの探索のあとホームの削り取られた撤去跡を振り返りながら室蘭本線をあとにし、次の函館本線の中ノ沢駅に向かうのであった。
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