比較的新しい青葉駅

◆比較的新しい青葉駅

糸井駅を出て苫小牧駅まで残すはあと青葉駅のみとなった。苫小牧市内の住宅地を青葉駅方面に進んで行くと、道端にコインランドリーがあったので、迷わず立ち寄った。もう一週間以上も洗濯物が後部座席に積まれていて、風呂と同様に洗濯をしないともう着る服が汗臭くなってかなり気持ち悪かった。地図を見るとこのコインランドリーから青葉駅はすぐ近くのようだったので、洗濯物を洗濯機に押し込んで青葉駅に向かうことにしたのだった。青葉駅から戻ったころには、洗濯完了と目論んでいたのだ。

住宅地の中を地図を片手に探していく。カーナビなどという気の利いたものはマイカーには付いていないのが欠点なのだが、昔からこのような原始的なやり方に慣れているのでさして不都合は感じない筆者なのであった。

青葉駅は1988年開業の駅で、国鉄時代には無かった駅であった。JR発足後に造られた比較的新しい駅なのであった。通学生の自転車がたくさん置かれていて賑やかな都会の駅といった感じである。跨線橋がない代わりに反対ホームへは地下道で結ばれていて北海道の駅としては珍しい造りのようである。そういえば地下道は上野幌駅にあった以外思い出せなかった。

ホームに出て行くとちょうど普通列車がやってきた。真っ赤な塗装に白のラインが鮮やかな711系であった。萩野駅でも見かけたかなり古い車両の711系だが、まだまだ北の大地では現役なのであった。